主たる財産が自宅兼賃貸マンション1棟であるお母様の相続に就いて同居するご長男からのご相談

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90才になる母の相続に就いての相談です。都内にある自宅兼賃貸マンション1棟に長男である私ども夫婦と同居していましたが、現在は介護の都合で有料老人ホームに入所中です。この物件は母と私が各2分の1の持分(全体時価4億円)で共有しています。これ以外の母の財産は、金融資産とその他の不動産を合わせて1億円程あります。母が保険料を負担し、私が受取人である一時払い終身保険はこれに含めていません。推定相続人は5人で、私の法定相続分は3分の1です。賃貸マンションの運営管理は私が行っていますので、母の共有持分2分の1は私が単独で相続し、これ以外の財産を他の相続人が分割取得することを考えています。法定相続分とはやや均衡を欠きますが、これまで母の面倒を見てきた経緯もあり、何とか自筆証書遺言方式で話を纏めたいと思います。この場合に予想される相続税総額や、小規模宅地等の特例の適用可否及び遺留分対策についてのアドバイスをお願いします。

 

自宅を兼ねた賃貸マンションを他の相続人との共有にすると、今後の運営管理がやり難くなるのは確かです。ご自身の単独所有にしたいとのお考えは良く分かりますが、問題は貴方の取得分が法定相続割合を大きく超える点です。一時払い終身保険についても、民法上の相続財産には該当しませんが他の相続人がどう思うかは別の問題でしょう。相続人の中には、亡くなられたご兄弟の代襲相続人(甥・姪)が居られる由にて、遺留分の減殺請求の可能性を考慮した遺言書の作成が必要になります。

 
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