■ 勝沼 甲州ワイン

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サラリーマン時代のお仲間から、勝沼でのワインのテイスティングの案内を頂いた。時あたかも啓蟄(けいちつ)、暫く確定申告で巣篭りすることが多かったので、こう言ったお誘いは願ったり叶ったりである。
都心から1時間半程のドライブ、笹子トンネルを抜け急こう配を下ると、やがて眼前に勝沼の丘陵地帯が広がる。

訪問先は、グレイスワインの商標で知られる中央葡萄酒。ロンドンの国際ワインコンクールで、日本勢初の金賞を獲得、新聞やTVへの登場機会も多いので、ご存知の方が多いと思う。玄関先で迎えてくれたのは、ワイナリー醸造責任者の三澤彩奈さん。社長の御嬢さんで、カンブリア宮殿でお見受けした通りの、聡明さ溢れる美人である。天は二物を与えずとの諺には、どうやら例外が多い様だ。

社長の三澤茂計氏は、中央葡萄酒の四代目で、三菱商事の化学品Gにて10年間のサラリーマン生活を送ったのち家業を継がれた由。どうやら私とは同期入社らしいが、商社では部門が違うと横の繋がりがないので、残念ながらお互いに面識がない。
全くの素人ゆえ、折角の白ワインの専門的ご説明も殆んど理解できなかったが、ご同輩は大いに頷き、大いに飲んで居られたので、良く理解できたのであろう。真に重畳至極である。
尤も、北杜市での大規模な自社農園開発・地元同業者や葡萄生産農家の取纏め・海外市場開拓等のお話は、さぞやご苦労が多かっただろうと興味深く伺った。兎に角、氏のワイナリー経営に掛ける情熱が半端ではない。
我が嫁御は、高級ワインのテイスティングに痛くご満悦にて、我が家と娘夫婦の土産を選りすぐって求められた。出納責任者については、説明するまでもない。

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